概要
当土地改良区連合は、県営かんがい排水事業で造成された施設の維持管理を目的に昭和38年9月24日に設立されました。昭和39年より管内の3,053haの農地に農業用水の供給を開始しました。足羽川用水を適正に維持管理し、環境活動が評価され、「日本水大賞」受賞、「疏水百選 」認定、二度「21世紀土地改良創造運動大賞」受賞、「 農林水産大臣賞 」を受賞しました。
平成28年11月8日にタイ(チェンマイ)で開催された、国際かんがい排水委員会国際執行理事会にて、世界かんがい施設遺産に登録されました。

| 事務所所在地 | 福井県福井市安波賀中島町2-2-1 | 
|---|---|
| 設 立 | 昭和38年9月24日(福井県土地改良区第5号) | 
| 理事長 | 澤井 照男 | 
| 受益面積 | 1,944ha | 
| 組合員数 | 2,678人 | 
| 議 員 | 40名 | 
|---|---|
| 理 事 | 9名 | 
| 監 事 | 4名 | 
| 事務局 | 職員5名 | 
明治24年2月24日に「徳光用水普通水利組合」を設立。その後、土地改良法施行に伴い昭和27年7月17日に「徳光用水土地改良区」に組織変更しました。昭和38年には、旧足羽川頭首工の完成により、新しく設立された足羽川堰堤土地改良区連合に所属しています。
東郷地区の中心街はかつて、戦国大名朝倉氏一乗本城に出城であった、槇山城の城下町として栄えた歴史的環境をもつ地域です。この街並みを流れる徳光下江用水(堂田川)は、下流約270haの農地を潤すとともに、古くから生活用水としても利用され、’’街の中央を用水が流れ両側に街道が通る街並み’’は、多くの人々に親しまれてきました。

■設 立  昭和27年7月17日
■理事長  大西 新
■受益面積 735ha
■組合員数 922人
■総 代  41名
■理 事  11名
■監 事  3名
明治34年に「酒生用水普通水利組合」として設立。その後、土地改良法施行に伴い昭和27年7月17日に「酒生用水土地改良区」に組織変更し、昭和35年には、「足羽稲津土地改良区」を吸収合併しました。昭和38年には、旧足羽川頭首工の完成により、新しく設立された足羽川堰堤土地改区連合に所属しています。
連合管内で唯一足羽川の右岸地区であり、用水はサイフォンで足羽川を横断し、農地を潤しています。旧足羽川頭首工の建設とともにサイフォンが新たに設置されましたが、平成16年の福井豪雨により、災害復旧河川改修工事が急遽実施されました。その工事に併せてサイフォン施設を改修しました。新たなサイフォンは、従来より約1.5m深い位置で足羽川を横断しています。

■設 立  昭和27年7月17日
■理事長  野田 守之丞
■受益面積 578ha
■組合員数 824人
■総 代  42名
■理 事  6名
■監 事  3名
明治35年3月に「六条用水普通水利組合」として設立。その後、土地改良法施行に伴い昭和27年7月17日に「六条用水土地改良区」に組織変更しました。昭和38年には、旧足羽川頭首工の完成により、新しく設立された足羽川堰堤土地改良区連合に所属しています。
稲津町地係の水路跡地を活用した親水水路は、子供からお年寄りまで、幅広い世代の憩いの場となっています。

■設 立  昭和27年7月17日
■理事長  米倉 與一郎
■受益面積 210ha
■組合員数 296人
■総 代  30名
■理 事  10名
■監 事  3名
明治42年5月17日に「四箇用水普通水利組合」を設立。その後、土地改良法施行に伴い昭和27年7月11日に「足羽四ヶ用水土地改良区」に組織変更しました。昭和38年には、旧足羽川頭首工の完成により、新しく設立された足羽川堰堤土地改良区連合に所属しています。
本用水には、魚類の生態に配慮した施設を設置。毎年、近隣小学校の環境学習に活用されています。

■設 立  昭和27年7月11日
■理事長  朝日 教夫
■受益面積 120ha
■組合員数 172人
■理 事  7名
■監 事  3名
明治24年3月に「木田用水普通水利組合」を設立。その後、土地改良法施行に伴い昭和27年7月18日に「木田用水土地改良区」に組織変更しました。昭和38年には、旧足羽川頭首工の完成により、新しく設立された足羽川堰堤土地改良区連合に所属しています。
昭和27年頃までは東郷中島町地係において足羽川に蛇籠の堰堤を築造し、単独取水していたが現在は、足羽川頭首工から取水しています。

■設 立  昭和27年7月18日
■理事長  白井 清志
■受益面積 102ha
■組合員数 169人
■理 事  11名
■監 事  3名
明治24年3月に「江守普通水利組合」を設立。その後、土地改良法施行に伴い昭和27年7月25日に「社江守土地改良区」に組織変更しました。昭和38年には、旧足羽川頭首工の完成により、新しく設立された足羽川堰堤土地改良区連合に所属しています。
本用水は、宝永年間に開発された用水であり、上六条地係において足羽川に木堰を設け取水していました。また、足羽川最下流の堰であり、かつ取水後かんがいする社地区までの距離が遠い為、最も苦労の多い用水でありました。

■設 立  昭和27年7月25日
■理事長  岩崎 文彦
■受益面積 115ha
■組合員数 191人
■総 代  30名
■理 事  9名
■監 事  3名
古くは、安原用水又は五ヶ用水といわれ、徳光用水の井外無役地区としてかんがいしていました。旧足羽川頭首工築造に伴い、昭和33年10月16日に「足羽三ヶ土地改良区」を設立。昭和38年には旧足羽川頭首工の完成により、新しく設立された足羽川堰堤土地改良区連合に所属しています。
重要建築物等の指定を受けている青木家の屋敷と本水路による美しい農村景観は、「福井市景観賞」を受賞しています。

■設 立  昭和33年10月16日
■理事長  藤田 佳光
■受益面積 81ha
■組合員数 104人
■総 代  30名
■理 事  10名
■監 事  3名